新人井上による勉強の成果10(壁材について)
こんにちは、スタッフの井上です。
今回は、「 壁材 」について話していこうと思います。
壁材にはいろいろな種類があるので今回は、
その中から3つ紹介していこうと思います。
1つ目は、「ビニールクロス」です。
現在の住宅で最も一般的に使用されているものです。
色やデザインのバリエーションが豊富、施工しやすく耐久性も
そこそこあり、価格も安いものから高いものまで幅広くあるので
最も使用されることが多いようです。
素材自体がビニールのため通気性がなく適切な換気を行わないと
カビや結露の原因になってしまったりすること、施工時に
化学物質を使用した糊を使用することなどがデメリットになります。
2つ目は、「 塗壁 」です。
塗壁の中にも種類があり「珪藻土」「漆喰」などがあります。
それぞれ種類によって効果や特徴が変わってくるのですが
今回は「珪藻土」の方を紹介していこうと思います。
珪藻土とは簡単に言うと藻類の化石を粉末状にして壁材にしたものの事です。
珪藻土には無数の穴が開いていてそこに湿気を貯めたり出したりするので
高い調湿効果、消臭効果が期待でき、部屋を快適な湿度にしてくれます。
デメリットは、塗壁なので強い衝撃を与えると、壁がポロポロ落ちて
しまう可能性があること、水汚れがついてしまったときに汚れも
吸い込んでしまうことなどです。
3つ目は、「 木材 」です。
壁材に使用される木材は「無垢材」と「合板」があります。
高級感を出したいなら無垢材、ナチュラルな雰囲気にするなら合板が、おすすめです。
見た目はもちろん、調質効果や木の香りといった特徴からも
個人的に無垢材の方がおすすめです。
メリットは他の壁材に比べてナチュラルな雰囲気に仕上げることが
できること。
ただ、使用しすぎるとログハウス感が出てしまうので適切な量の使用を!
調質性、保温性があること。年数が経つにつれて風合いが変化するので
それを楽しめることなどがメリットになります。
デメリットは、湿気を吸い過ぎると割れてしまったり、反ってしまったりしやすいため
定期的なメンテナンスが必要になってしまうことなどです。
今回は壁材について三種類あげてお話しました。
次回も引き続き壁材についてお話ししようと思います。