新人井上による勉強の成果11(地震に強い家にする工夫)

こんにちは。スタッフの井上です。
いつ起こるかわからない地震備えて、どんな家にすればいいか悩みますよね。
いかに地震に強い家づくりをするのか?ということは、今の住宅で絶対的に求められる要素ですよね。
この点に関しては、多くの住宅会社が様々な対策を講じていっているでしょうし、
弊社でも耐震等級3の住まいを標準的にご提供しています。
強い構造体を実現するために、弊社がプラン作成において意識していることについて
お伝えしたいと思います。

■屋根や壁の重量に注意する
地震によって倒壊した家の多くは古い家です。古い家の多くは屋根に日本瓦が使われていて、
それが非常に重いため、地震が起こった時に重さに耐えられなくなり倒壊してしまいます。
現代では軽量瓦や、ガルバリウム鋼板、コロニアルといったものがあるので屋根の重さでの
倒壊はしにくくなっています。

0003.jpg

■外周面の耐力壁には構造用面材を使用する
筋交いよりもコストはアップしますが、外周面には構造用面材(合板など)というものを使用することで、
いくつかのメリットが生まれます。
構造用面材を使用すると筋交いでは施工しにくい窓の上と窓の下にも、
耐震強度をもった壁を施工することが出来ます。
その結果、筋交いだけの家に比べて耐震強度が強くなります。
あと、耐震とは関係ないのですが、構造用面材を使用することにより、
断熱性能を安定させやすいというメリットもあります。
筋交いの場合は、断熱材の量が少なくなってしまったり、
断熱材によっては施工も難しくなり、その結果、断熱性能が低下することもあります。

a.jpg

■出来るだけ平屋をご提案する
敷地が許すならば、これが一番です。
ベランダもいらなくなり、間取りの制限も2階建てに比べると少なくなります。
屋根を軽くしておけば、上からの荷重も少なくなるので、いっそう地震に強い構造になります。
加えて、外周面に構造用面材を採用すれば、構造強度も安定し、断熱性能の低下もなくなり、
地震が起こったことによる断熱性能の低下も防ぎやすくなるので、こういった事からも、
平屋をオススメします。

建築屋さとうでは以上のような事に注意しながら、
間取りプランをご提案させていただいています。
地震に強い家を建てたいとお考えの方、それにプラスしてお洒落で明るくて暮らしやすい家に
住みたいとお考えの方は、いつでもお気軽にご相談いただければと思います。

お問い合わせはコチラ

PageTop